◆脊椎のリハビリテーション~臨床マニュアル~(上・下巻)原書名“Rehabilitation of the Spine. A Practitioner’s Manual. 2nd ed.” C. Liebensonほか原編 菊地臣一(福島県立医科大学学長)・監訳「新たなパラダイムを提案し臨床成績を上げる」脊椎(脊柱)障害への臨床では、新しい患者中心モデルが適用されるようになってきており、単に病変や症状に注目するのではなく、早期回復、活動の早期再開を主目的として、アクティブケアとアウトカム重視、そしてセルフマネジメントの実践が重要視されています。本書はこの新しい方向を支持する圧倒的なエビデンスを提示し、脊椎痛のような多数の因子が関わる問題について、従来の「生物医学的な考え方」中心のアプローチの限界点を指摘しています。それをどう打開するのかに対する答えを論理的に明確にし、現場における脊椎疾患のリハビリテーション手順をステップ・バイ・ステップで解説してあります。カイロプラクティック・リハビリテーション、理学療法、整形外科、ホームケアワークなどの領域に最新情報をお伝えする1冊だと思います。A4変型判・上製本。。。<上巻>530頁 <下巻>446頁定価 各13,860円 2008年発売。極上の美本です。