<環境と資源から見る> フッ素技術 2~各種規制と除去・回収・再資源化技術~ [単行本] 購入

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<環境と資源から見る> フッ素技術 2~各種規制と除去・回収・再資源化技術~の 商品概要目次第1章 フッ素を取り巻く環境と法規制1. 資源問題 1.1 天然資源1.1.1 蛍石1.1.2 リン鉱石 1.2 最近の事業化に向けた技術動向1.2.1 蛍石ー新規鉱山の開発1.2.2 フッ素アパタイトの選鉱1.2.3 ケイフッ化水素酸(FSA)から無水フッ化水素(AHF)1.2.4 劣化六フッ化ウラニウム(DUF6)からAHF 1.3 今後の展望1.3.1 経済的優位性をどう見いだすか→プロセスデザインと適正な評価1.3.2 フッ素源の多様化1.3.3 無機フッ素産業予測2. 環境問題 2.1 国内2.1.1 法規制(排出濃度規制)2.1.2 水質汚濁防止法の改正2.1.3 フロン回収・破壊法2.1.4 化審法(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律)2.1.5 土壌汚染対策法2.1.6 ほう素、ふっ素及び硝酸性窒素等に係る暫定排水基準 2.2 地球環境問題とパリ協定2.3 残留性有機汚染物質(POPs:Persistent Organic Pollutants)2.3.1 PFAS(Per- and polyfluoroalkyl substance)問題2.3.2 ストックホルム条約(POPs 条約)2.3.3 PFAS に対する将来の措置に関するチューリッヒ声明3.PFAS 問題 3.1 PFAS 問題とは3.1.1 PFAS の分類とC4 ~ C14PFCAS(perfluoroalkyl carboxylic acids)など3.1.2 なぜ問題なのか 3.2 規制の動向3.2.1 米国3.2.2 欧州3.2.3 諸外国における飲料水中のPFOS、PFOA の目標値 3.3 米国環境保護庁(EPA)のPFAS アクションプラン 3.4 EPA におけるPFAS 分析 3.5 PFAS の処分および除去処理3.5.1 EPA、PFAS 廃棄ガイドライン3.5.2 固形分中のPFAS の除去3.5.3 水からのPFAS の除去 3.6 PFAS の分解処理4. 検知・分析 4.1 臭いによるフッ化水素(HF)の検知 4.2 検知4.2.1 HF に対する空気モニター装置4.2.2 検知管4.2.3 電気化学的セル4.2.4 赤外線ガス検知器 定置式で定常的に監視するモニター4.2.5 フロンガス漏洩計( Halogen leak detector) 4.3 環境分析4.3.1 フッ素の分析方法4.3.2 フッ素の自動分析4.3.3 パーフルオロ有機フッ素化合物(perfluorinated compounds: PFCs)の分析法 4.4 フッ素化合物の分析4.4.1 前処理4.4.2 フッ素の分析法 4.5 プロセス分析4.5.1 pH 計( 水素イオン濃度計)4.5.2 フッ素イオン濃度測定4.5.3 多成分同時測定第2章 フッ素再資源化のための基礎と物性1. エネルギー概論 1.1 熱力学データ1.1.1 記号などの説明1.1.2 熱力学の状態関数の関係1.1.3 エンタルピー:H(熱容量)の基準1.1.4 熱力学データ1.1.5 熱力学の法則2 1.2 エネルギーを理解する1.2.1 物理的状態(相:Phases)1.2.2 フッ素原子、分子、イオンの生成エンタルピー1.2.3 ボルン・ハーバーサイクル1.2.4 熱化学方程式1.2.5 ヘスの法則 総熱量不変の法則(The law of constant heat summation) 1.3 エンタルピーの種類1.3.1 エンタルピーの表し方1.3.2 化学反応とエネルギー2. 平衡論/ 速度論 2.1 平衡論2.1.1 化学平衡とギブスの自由エネルギー2.1.2 化学平衡定数の温度依存2.1.3 気液平衡2.1.4 解離平衡2.1.5 溶解平衡Ksp 2.2 反応速度2.2.1 律速段階2.2.2 アレニウス式2.2.3 触媒2.2.4 速度定数k に及ぼす温度の影響3. 物質収支/ エネルギー収支 3.1 物質収支 3.2 エネルギー収支3.2.1 化学反応を伴わない系のエンタルピー変化3.2.2 化学反応を伴う系のエンタルピー変化 3.3 物質のエンタルピー値3.3.1 純物質3.3.2 混合物 混合熱、溶解熱なし3.3.3 混合物 混合熱、溶解熱あり 3.4 エンタルピー線図3.4.1 フッ化水素に関わるエンタルピー線図3.4.2 フッ化水素酸に関わる濃度- エンタルピー線図4. フッ化水素(酸)の特性 4.1 フッ化水素の特性4.1.1 液体無水フッ化水素(LHF)の溶媒としての性質4.1.2 スーパーアシッド(超強酸) 4.2 高温での安定性 4.3 フッ化水素酸4.3.1 希薄水溶液は弱酸5. ケイフッ化水素酸の特異性 5.1 ケイフッ化水素酸(FSA)とは5.1.1 FSA のF/Si モル比5.1.2 高シリカケイフッ化水素酸5.1.3 FSA の中和滴定曲線 5.2 FSA の気液平衡 5.3 FSA の濃縮 5.4 FSA 関連の反応標準エンタルピー第3章 フッ素再資源化のための反応/ 単位操作1. 凝集沈殿と晶析 1.1 溶解度 1.2 CaF2 の溶解/ 析出 1.3 凝集沈殿か晶析か 1.4 凝集沈殿 1.5 晶析2. 塩交換 2.1 回収フッ化ナトリウム水溶液と炭酸カルシウムの反応 2.2 回収フッ化アンモニウム水溶液と炭酸カルシウムの反応 2.3 フッ化アンモニウム水溶液と石膏の反応3. 酸分解反応 3.1 無機フッ素化合物と濃硫酸3.1.1 反応と熱計算3.1.2 アルカリ土類金属フッ化物3.1.3 その他のフッ化物 3.2 蛍石と硫酸水溶液の反応 3.3 難分解性無機フッ素化合物の分解処理3.3.1 テトラフルオロホウ酸(HBF4)およびその塩(MBF4)の分解3.3.2 ヘキサフルオロリン酸(HPF6)およびその塩(MPF6)の分解 3.4 難分解性有機フッ素化合物の分解処理4. 熱分解/ 水熱分解 4.1 無機フッ素化合物の熱分解4.1.1 酸性フッ素化合物(HF 塩)の熱分解4.1.2 NaHF2 の熱分解を利用したHF の製造 4.2 無機フッ素化合物の水熱分解4.2.1 四フッ化ケイ素(SiF4)の分解4.2.2 フッ化カルシウム(CaF2)の分解4.2.3 フッ化アルミニウム(AlF3)の分解 ― アルミナの製造4.2.4 リン鉱石と水酸化アルミニウムの脱フッ素5. 濃縮/ 蒸留/ トッピング 5.1 酸の気液平衡5.1.1 2 成分系x-y 線図5.1.2 3 成分系x -y 線図5.1.3 ケイフッ化水素酸の3 元気液平衡線図 5.2 濃縮5.2.1 フッ化水素酸の共沸点付近までの濃縮5.2.2 リン酸の濃縮とFSA の回収 5.3 蒸留5.3.1 塩酸- フッ化水素水溶液の蒸留5.3.2 硫酸を用いた抽出蒸留5.3.3 硝フッ酸の蒸留回収 5.4 トッピング5.4.1 リン酸の脱フッ素処理5.4.2 硫酸の脱フッ素処理6. ガス吸収 6.1 ガス吸収理論6.1.1 ラウールの法則6.1.2 ヘンリー定数6.1.3 水へのガスの溶解6.1.4 物理吸収と化学吸収 6.2 ガス吸収装置(HF/SiF4 ガス吸収)6.2.1 湿式スクラバー6.2.2 乾式スクラバー 6.3 排ガス処理システム6.3.1 フッ酸工業6.3.2 リン酸工業 6.4 マルチステージスクラバー7. 抽出 7.1 抽出の種類7.1.1 気- 液抽出7.1.2 液- 液抽出7.1.3 固- 液抽出 7.2 抽出装置の種類 7.3 フッ素化合物の抽出による回収7.3.1 気体中のフッ化水素の抽出/ 脱着による回収7.3.2 HF 含有フロン- 液液抽出7.3.3 水溶液中のHF 抽出7.3.4 硝フッ酸を用いた酸洗液の溶媒抽出法による再生7.3.5 スペントポットライナー(SPL)のリーチング:LCL&L Process8. 膜分離 8.1 膜分離の種類8.1.1 各種の膜分離法8.1.2 膜分離の推進力 8.2 ガス・蒸気の膜分離8.2.1 気体の膜分離8.2.2 膜蒸留8.2.3 イオン液体膜(SILM:Supported Ionic Liquid Membrane) 8.3 膜分離によるフッ化物の回収8.3.1 ナノフィルター(NF 膜)8.3.2 1 価選択性アニオン交換膜9. イオン交換樹脂 9.1 イオン交換樹脂9.1.1 SiF62- の除去 9.2 アシッドリターデーション9.2.1 アシッドリターデーションの原理9.2.2 大同特殊鋼での実施報告書 9.3 イオン交換樹脂とイオン交換膜の組み合わせ9.3.1 連続イオン再生式イオン交換技術の原理9.3.2 エッチング液の再生10. 吸着 10.1 吸着平衡 10.2 物理吸着10.2.1 合成ゼオライト(モレキュラシーブ)10.2.2 活性炭10.2.3 シリカゲル10.2.4 活性アルミナ 10.3 化学吸着10.3.1 NaF10.3.2 アルカリ土類金属フッ化物11. 蛍石の浮遊選鉱 11.1 蛍石の起源 11.2 蛍石採掘からフッ化水素の製造までの流れ 11.3 浮遊選鉱11.3.1 蛍石浮遊選鉱に使用される薬剤11.3.2 浮選媒体(パルプ溶液)11.3.3 蛍石粒径の効果 11.4 新しい浮選法11.4.1 マイクロフローテーション11.4.2 カラムフローテーション12. 凝縮 12.1 フッ化水素の蒸気圧 12.2 フッ化水素の見掛けの分子量 12.3 冷却凝縮例第4章 回収物別の技術など1. フッ化水素/ フッ化水素酸の製造技術 1.1 工業的な無水フッ化水素(AHF)製造の歴史 1.2 工業的な無水フッ化水素(AHF)の製造方法 1.3 蛍石と濃硫酸の反応1.3.1 前段洗浄塔1.3.2 硫酸吸収塔 1.4 H2SiF6 水溶液(FSA)の濃硫酸による脱水分解1.4.1 関連技術の歴史的推移1.4.2 BUSS ChemTech AG の技術推定 1.5 劣化六フッ化ウラン(DUF6)の水熱分解 1.6 蛍石と硫酸水溶液の反応1.6.1 液体状態での反応1.6.2 固体状態での反応 1.7 ケイフッ化水素酸水溶液(FSA)―濃硫酸による脱水分解以外1.7.1 FSA の濃縮1.7.2 その他の抽出/ 蒸留1.7.3 FSA とNaF の反応1.7.4 FSA とNa2SO4 の反応1.7.5 Na2SiF6 ( K2SiF6)の硫酸分解を含むプロセス 1.8 CaF2 以外の無機フッ化物の分解1.8.1 濃硫酸による分解1.8.2 熱分解1.8.3 水熱分解1.8.4 塩化水素(HCl)との反応2. フッ化水素およびフッ化水素酸の回収技術 2.1 フッ素化学産業2.1.1 六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)の合成2.1.2 LiPF6 の製造時の排ガスからのフッ化水素酸の回収2.1.3 LiPF6 の製造時の合成液のブロー排液からのフッ化水素酸の回収2.1.4 ウィーク酸(主成分はH2SiF6)からの高純度ケイフッ化水素酸の回収技術2.1.5 フッ素化合物合成排液の再生 2.2 フロン産業2.2.1 フロンの製造工程2.2.2 未反応HF の回収 2.3 石油化学 2.4 金属酸洗浄2.4.1 ステンレス鋼酸洗処理2.4.2 酸洗処理液の回収 2.5 原子力関連 2.6 シリコン/ ガラスのエッチング2.6.1 シリコンのエッチング排液2.6.2 ガラスのエッチング排液3. フッ化カルシウム(CaF2)の回収 3.1 フッ化水素製造用に求められる品位など3.1.1 なぜフッ化カルシウムか3.1.2 好ましくない不純物3.1.3 カルシウム処理剤 3.2 品質などの改善方法3.2.1 酸性排液3.2.2 固形分の改質3.2.3 塩化カルシウム(CaCl2)水溶液 3.3 蛍石の純化処理3.3.1 SiO2 を多く含む蛍石のHF 水溶液処理3.3.2 SiO2 を多く含む蛍石のアルカリ処理3.3.3 回収蛍石の純化 3.4 造粒技術 3.5 排水の種類ごと純度・粒径の改善3.5.1 H2SiF6/HF 含有排水3.5.2 リン酸/HF 含有排水 3.6 CaF2 コロイドおよび微粒子3.6.1 Phosphate Engineering & Construction 社の技術3.6.2 E. I. DuPont 社の技術 3.7 Ca(OH)2 によるフッ素の固定化とアルカリ洗浄液の再生4. 無機フッ素化合物として回収 4.1 フッ化アンモニウム(NH4F)、酸性フッ化アンモニウム(NH4HF2)4.1.1 NH4F を回収する4.1.2 NH4F をNH4HF2 に変換する4.1.3 NH4F やNH4HF2 から他のフッ素化合物へ 4.2 フッ化ナトリウム(NaF)、酸性フッ化ナトリウム(NaHF2)4.2.1 NaF を回収する4.2.2 NaHF2 を回収する 4.3 フッ化カリウム(KF)、酸性フッ化カリウム(KHF2) 4.4 その他の単塩 4.5 含フッ素カリウム錯体5. リン工業に学ぶ 5.1 リン工業と発生フッ化物 5.2 排ガスからのフッ素の回収5.2.1 高温5.2.2 Den Gas5.2.3 湿式リン酸製造におけるフッ素の分布 5.3 Pond Water 5.4 副生シリカの利用 5.5 副生物の最近の利用 金属シリコンの製造内容紹介PFAS問題にて近年注目を浴びるフッ素。フッ素研究の第一人者が除去・回収・リサイクル技術の知見を注ぎ込んだ渾身の一冊!!◎PFASはじめフッ素を取り巻く環境問題と除去・分析技術を解説◎ 国内及び海外のPFASなどフッ素/フッ化物規制動向は? フッ素の検知/分析技術をひとまとめ!◎フッ素の再資源化に向け、物性を基礎から体系立てて解説!◎ エンジニアリングの基礎知識からフッ化水素の特性まで フッ素を扱う上で必須の基礎技術も網羅◎フッ素回収の技術が技術別/回収物別に体系的にまとまる!◎ 凝集沈殿、晶析、分解、濃縮、吸収、抽出、分離、イオン交換、吸着、選鉱、凝縮・・・ フッ化水素/フッ化カルシウム/無機フッ素化合物・・・など フッ化物の回収法がそれぞれまとまり分かりやすい!<環境と資源から見る> フッ素技術 2~各種規制と除去・回収・再資源化技術~の商品スペック商品仕様出版社名:情報機構著者名:百田 邦堯(著・文・その他)発行年月日:2021/12/16ISBN-13:9784865022254判型:B5発売社名:情報機構対象:実用発行形態:単行本内容:その他工業言語:日本語ページ数:294ページ他のその他の書籍を探す書籍 その他>経済・産業・労働 その他>産業 その他>産業 その他

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